航空戦

艦載機計算器

航空戦は大まかに三つのステージに分けて行う

艦載機種類分け

戦闘参加（航空戦で撃墜される可能性があるかどうか）

• 参加機：艦上戦闘機、艦上攻撃機、艦上爆撃機、水上爆撃機
• 不参加機：艦上偵察機、水上偵察機、オートジャイロ、対潜哨戒機、大型飛行艇

航空戦対艦攻撃参加（敵艦に攻撃を仕掛けるかどうか、ステージ２＆３参加と同義）

• 参加機：艦上攻撃機、艦上爆撃機、水上爆撃機
• 不参加機：戦闘不参加機、艦上戦闘機

ステージ1-1：制空権争い

• 対空値を持つ戦闘参加機によって制空状況を決める
• 双方の総制空能力を計算して制空権結果を決定
  • ただし開幕索敵に失敗した場合は別、詳細は検証待ち
• 制空能力＝$\Sigma {\lfloor P{\sqrt {N}}+V\rfloor }$
  • $P$は艦載機の対空値、$N$はスロット毎の搭載数とする
  • $V$は艦載機熟練度による制空値上昇効果、詳細は艦載機熟練度へ
    • 艦上戦闘機で熟練度MAXの場合、1スロット毎に$(25,26)$の制空力が上昇すると思われる
      • 同じ》表示でもサーバーでは差があると思われるので、》＝MAXにはならない
      • 艦上戦闘機であれば実際の艦載機種類、搭載数、元の制空値などに関わらず上昇値は同じ
      • これは以下の艦上攻撃機なども同様である。
    • 艦上戦闘機、艦上爆撃機（爆戦含む）は対空値に関わらず$3$上昇する
    • 水上爆撃機は対空値に関わらず$9$上昇する

制空状況	条件	自軍喪失倍率	敵軍喪失数(検証中)
制空権確保	3倍以上	7/256～15/256
航空優勢	1.5倍以上～3倍未満	20/256～45/256
制空互角	2/3超過～1.5倍未満	30/256～75/256
航空劣勢	1/3超過～2/3以下	45/256～105/256
制空権喪失	1/3以下	65/256～150/256

• 制空能力0対0でステージ2以降が行われるのならこちらの制空権確保になる
• スロット毎に自軍の艦載機が残存機の一定割合数喪失する,、小数点は切り捨て
  • ステージ1喪失早見表
• 敵の艦載機の撃墜状況は検証中
• このステージは全ての戦闘参加機に撃墜される可能性がある
• 攻撃機と爆撃機の撃墜されやすさに差は認められない

ステージ1-2：触接

• 制空権喪失状態でなければ、艦上偵察機、水上偵察機、または艦上攻撃機は触接を試みる
  • これは敵軍も同様である（制空権確保でなければ触接を試みられる）
• 触接に成功するのはどれか１スロットのみで、敵陣形サークル中に現れる
• 触接が成功すると、航空攻撃の威力が上がる。上がる幅は触接に成功したスロットに準ずる。
• 触接の成否及び担当判定は二段階式で判定される仮説が最有力
• フェイズ1：「フェイズ2に行くかどうか」の判定（開始判定、開始率とも言う）
  • 成功率＝$\sum_{slot} 0.04S\sqrt{N}$ （暫定近似式）
    • $S$は艦載機の索敵値、$N$はスロットのサイズ（搭載数）
    • 艦上偵察機または水上偵察機のみが計算される
    • 艦上攻撃機も微小ながら開始率があるはず（艦攻のみでも極稀に触接発動することから）だが、小さすぎるので基本無視されている。検証待ち。
    • この判定に失敗すると、触接なしでステージ2に移行
• フェイズ2：「どの艦載機が触接担当に選ばれるのか」の判定（選択判定、選択率とも言う）
  • スロット毎の判定になり、優先度は命中順、命中が同じなら装備位置順になる
    • 1番艦の1スロット目→1番艦の2スロット目→…→2番艦の1スロット目→…
  • スロット選択率＝$0.07S$（暫定近似式）
    • $S$は艦載機の索敵値、スロットサイズは関係ない
    • 艦上偵察機、水上偵察機、艦上攻撃機が判定対象となる
    • この判定に成功したスロットが出た時点で、そこの艦載機が触接担当に選ばれて次のステージに移行する
  • すべてのスロットがこの判定に失敗すると触接しない（開始したがキャンセルされた）
• 熟練度との関係は検証待ちというか多分もう検証されない（すべて熟練度MAX前提）
• 威力補正は命中値に依存
  • 命中0：12％（流星改など）
  • 命中1：12％（零式水上偵察機、流星（六〇一空）、二式大艇など）
  • 命中2：17％（零式水上観測機、天山一二型（村田隊）、彩雲など）
  • 命中3：20％（二式艦上偵察機、天山一二型（友永隊）、九七式艦攻（友永隊）など）

ステージ2：対空砲火

• 艦艇の対空砲火による艦載機撃墜が行われる
• 航空戦攻撃参加機のみが撃墜対象になる
• 各攻撃参加機スロットに迎撃艦隊の中にどれか一隻が迎撃する
  • その攻撃隊の目標艦が迎撃するわけではない、あくまでランダムで選出
• 迎撃艦は同時に「割合撃墜」「固定撃墜」の二種類の対空射撃を行う
• 成功率はそれぞれ50％
• 割合撃墜の撃墜割合≒${\hat {P}}/400$
  • St1後の機数に対しての割合
• 固定撃墜の撃墜数＝$\lfloor {\hat {P}}/10\rfloor$
  • ${\hat {P}}=P+\Sigma {R_{i}({\bar {P_{i}}}+0.7{\sqrt {\bigstar }})}$
  • $\hat{P}$は迎撃艦の加重対空値、$P$は素対空値、$\bar{P}_i$は各装備の対空値、$R_i$はその装備の対空倍率、$\bigstar$は改修星数
  • $R_i$は機銃が$6$、高角砲と高射装置が$4$、電探が$3$、三式弾と赤主砲と艦戦が$0$まで確認
• 艦隊防空として、全艦の固定撃墜の加重対空値が　$2\lfloor F_{aa}(\sum _{fleet}\lfloor \sum _{ship}R_{f}{\bar {P_{i}}}\rfloor )\rfloor$　上がる
  • $R_f$は装備の艦隊防空倍率
    • 赤主砲、黄副砲、機銃、艦上戦闘機、水上偵察機：0.2
    • 高角砲、高射装置：0.35
    • 電探：0.4
    • 三式弾：0.6
  • $F_{aa}$は陣形による艦隊防空補正
    • 単縦陣、単横陣、梯形陣：0.77
    • 複縦陣：0.91
    • 輪形陣：1.2
• 失敗したら$0$
  • ただし、対空カットインの固定ボーナスや無条件に与えられるボーナスには影響しない
• 自軍の対空カットインが発動している場合、更に撃墜数にボーナスが発生する
  • 詳細は専用ページ参照
  • まずは対空カットイン種類にのみ依存した固定ボーナスが与えられる
  • その上に固定撃墜判定に成功すれば、更に対空カットイン種類と迎撃艦の加重対空値両方依存のボーナスが与えられる
• 最終撃墜数は両方の合計で、迎撃艦が艦娘なら更に無条件に1機増しのボーナスが与えられる
• 深海側の対空の流れも概ね同じだが、細かい数字などが違う
  • 素対空の所は$\lfloor {\sqrt {2P}}\rfloor$
  • 固定撃墜の除数は$10$ではなく$10.6$
  • 艦隊防空の陣形補正は単縦$1$、複縦$1.2$、輪形$1.6$

ステージ3：航空攻撃

• 航空戦対艦攻撃機による爆雷撃が行われる
  • ただし開幕索敵に失敗した場合、航空攻撃は発生しない
• 毎スロットがそれぞれ同時に敵艦１隻を１回攻撃する
• $Damage=\lfloor (\lfloor cap_{150}\{(25 + P\sqrt{N})R\}C_v \rfloor T-A)L \rfloor$ 
  • $P$は爆装値または雷装値
  • $N$は搭載数
  • $R$は爆撃機なら $1.0$ 固定、雷撃機なら $0.8$ か $1.5$ のランダム
    • $1.5$の艦攻強撃発生率は1-1-1にて約50%
  • $cap_{150}(x)$はキャップ、詳細はダメージ式を参照
  • $C_v$は艦載機特有の熟練度に関係する急所弾補正、威力詳細はダメージ式を参照
    • 発動率は熟練艦載機のスロットが多いほど向上する
    • ベテラン（熟練度MAX）彗星一二甲を3スロット積んだ場合、急所率二割ぐらいになる模様
  • $T$は触接成功時の倍率、失敗した時は $1.0$
  • $A$は敵防御力、詳細はダメージ式を参照
  • $L$は弾薬ペナルティ、詳細はダメージ式を参照
• 遭遇状況、陣形、空母の損害状況や疲労などは威力や命中に影響しない
• 熟練艦載機は命中率を上げる効果がある
• 空母のレベルや命中値を持つ艦載機を含む命中補正装備は航空戦に影響しない
  • 1-1-1相手では約80%