※2018年9月16日にて更新停止 支援総合検証が無かったため新設
支援命中検証はこちらです
http://ja.kancolle.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89:1253
防空補正重複効果と対爆値補正追加検証
・補正の重複効果
6-5にて隼II型のみ配置した航空隊を2つ用意して防空を行ったところ、
フラヲ2隻編成に対し与撃墜数は隼II型単体と同じ12機となった。
https://twitter.com/KennethWWKK/status/971421030810988544
6-5最終編成に対し対爆+1の隼III型甲をスロット1に配置した結果、
航空隊1つと2つで同じ28機撃墜となった。
https://twitter.com/trollkin_ball/status/974662463114235904
最後に一つ目の航空隊に隼III型甲(対爆+1)、二つ目に飛燕一型丁(対爆+2)を
それぞれスロット1へ配置した場合、飛燕一型丁単体と同じ32~36機であった。
https://twitter.com/trollkin_ball/status/975360912939876352
少なくとも制空状態喪失において別々の航空隊の同一スロットへ
それぞれ陸軍戦闘機を配置しても補正は重複効果はないかとても小さい。
対爆値補正も重複せず異なる対爆値では大きい値が優先されるように見えるが、
より多くの条件で検証を重ねるまで必要がある。
ただし複数の陸戦に対して制空喪失まで下げることが可能な敵編成は
6-5であればゲージ割る前の最終編成のみと検証できるタイミングが限られる。
現時点では他の検証を優先する予定。
・対爆値補正の変動範囲
6-5の基地空襲編成から、航空機を持つ敵艦のみ抽出すると
編成1:フラヲ、フラヲ、エリツ
編成2:空母棲姫、フラヲ、エリツ
編成3:空母棲姫、フラヲ、フラヲ、エリツ
このようになっている。
これら表から対爆値補正も固定値ではなく搭載数に対して
撃墜数および変動範囲が比例するように見える。
またスロット1と4の比較でスロット位置にも対応していると思われる。
5機スロットに割合で1機の撃墜数を出すためには20%以上必要になるが、
「int(基本撃墜数+陸戦補正)+int(対爆補正)」であるなら60機、32機の結果と矛盾する。
対爆補正の位置は「int(基本撃墜数+陸戦補正+対爆補正)」が有力だろうか。
なお、スロット4飛燕一型丁配置の航空隊を2つで防空を行っても
撃墜数19~21で単体と同じであった。
まとめ
陸軍戦闘機補正は制空喪失において同一スロットに対し重複しない
対爆値補正は制空喪失において同一スロットに対し重複せず高い値が優先の可能性あり
対爆値は陸戦補正と同じくスロット位置に対応し、搭載数への割合補正と思われる
謝辞
HMS Ark Royalさんの対爆値考察を参考にさせていただきました。
KenWWKさんの重複検証を引用させていただきました。
誠にありがとうございます。
基地空襲に対する防空与撃墜検証まとめ
防空における敵機撃墜の仮定式成立と、
陸軍戦闘機/局地戦闘機の補正に機数は影響しないと思われること、
制空喪失における隼II型の撃墜率から制空状態で補正が変化すること、
以上の検証の続きになります。
・対爆値による補正
6-5防空で制空喪失のデータを集めていくと、隼II型と異なり
撃墜数に変動が見られる機体が確認されるようになった。
https://twitter.com/trollkin_ball/status/963574341546819585
※編成1はフラヲ旗艦編成、編成2は空母棲姫旗艦編成
データによると対爆値+2から変動が始まり、
大きくなるほど撃墜数及び変動の幅が大きくなったように見える。
また雷電の平均撃墜率は約15%と、喪失6.5%に対して10%弱の補正があるかに見える。
ここで得た仮説は
「対爆値による撃墜補正が存在する。対爆値が大きいほど撃墜数及び変動の幅が大きくなる」
「対爆値補正は制空状態の影響が無いか小さい。あるいは局地戦闘機は制空状態の悪影響を受けないか小さくする」
さらに隼II型にも何らかの補正が存在することから
「陸軍戦闘機の補正には対爆値とそれ以外、少なくとも2種類の補正が存在する。
2つ目の補正は制空状態の影響が大きいと考えられる」と仮定した。
・装備カテゴリによる補正
隼II型は対爆こそ無いが迎撃値が存在するため、迎撃による変動の有無を検証した。
また、局地戦闘機の特殊性についても検証した。
https://twitter.com/trollkin_ball/status/963743093555019776
・「制空喪失において」迎撃による補正は無いか小さい
・「制空喪失において」局戦、陸戦の違いは無いか小さい
隼II型の補正は「陸軍戦闘機カテゴリ」による補正が有力となった。
また、陸戦/局戦の補正による違いはなく「局戦+10%」は
「局戦・陸戦補正+対爆値補正」が雷電は約10%である可能性が出てきた。
※ただし制空状態が変わることによって陸戦/局戦のカテゴリ差が発見される可能性もある
・カテゴリ補正の詳細検証
続けて対爆補正の無い隼II型を用いてカテゴリ補正と思われる内容の検証に移った。
ここでは18冬E-3の低難易度に存在するヲ級、ヲ級eliteのデータを使う。
https://twitter.com/HMS_ArkRoyal_KC/status/970810476048388096
ここに6-5のデータを加え、敵艦一隻ごとの撃墜数を推測したものが以下の表。
全スロットの搭載数が同じヲ級、ヲ級eliteの増加を見ると、増加が3の倍数ではない。
つまり、隼II型の補正は全スロットには掛からず特定スロットに対するものと思われる。
さらにヲ級eliteは2機増加となっているもののflagshipは1機と
増加量が低下していることから固定値の撃墜数補正も考えにくい。
ヲ級とeliteの比較から補正は喪失6.5%を含む10%~11.1%。
空母棲姫で考えると最有力対象はスロット1。
11.11111・・・%のときのみスロット3も対象になりうる。
※後の対象スロット検証などでスロット3説は完全に消えた
加えてint(スロット搭載数*6.5%)+int(スロット搭載数*陸軍機補正)の場合、
空母棲姫・flagship・eliteで矛盾が生じる。
こういった考察を進めることで隼II型の補正=陸戦カテゴリ補正は、
int(スロット1搭載数*(6.5%+3.5~4.6%))と目星をつけた。
とりあえず3.5%と仮定した場合、スロット単位撃墜数が以下の通りとなる
ここで問題となるのは、防空アニメーション及び内部データによると
艦爆、艦攻を全て撃墜すると艦戦が残っていても基地への攻撃判定が行われない、
と考えられることである。
つまり1スロット目への補正である限り、多くの場合が対戦闘機であり
陸戦補正は基地への被害軽減にほぼ無関係という結論になりかねない。
・スロット配置位置による補正スロット位置の変化
この疑問を解決するべくさらに検証を進め、雷電を配置するスロットによって
敵攻撃エフェクトが雷撃または爆撃に偏りうるという観察結果を得た。
https://twitter.com/HMS_ArkRoyal_KC/status/969768057513172992
以下は追検証
https://twitter.com/trollkin_ball/status/969810533305147393
https://twitter.com/trollkin_ball/status/969850081527545857
https://twitter.com/KennethWWKK/status/971762422120816646
KenWWKさんのツイートは前回定例会での報告内容と同じ
つまり、2スロ目に雷電を配置すると爆撃が阻止されて雷撃エフェクトのみに、
3スロ目だと雷撃が阻止されて爆撃エフェクトのみとなる
「制空確保」では基地への攻撃は全て自動的に失敗となるが、
攻撃可能な敵機が存在すればエフェクトは発生する=攻撃自体は行われる。
そのためログに雷撃or爆撃の攻撃が無い=艦攻(雷撃)、艦爆(爆撃)スロットが全滅していることがわかる。
注意点として基地防空に空白スロットがある場合は空白分繰り上がって配置しているものとみなされる。
https://twitter.com/HMS_ArkRoyal_KC/status/969802297793490944
追検証
https://twitter.com/KennethWWKK/status/970700011158650880
・制空状態による陸軍戦闘機カテゴリ補正検証
ここまでの検証を元に6-5において制空確保かつ、陸戦/局戦カテゴリはスロット2に隼II型一つのみ配置した。
この結果、敵攻撃は雷撃のみとなり艦爆スロットの全滅を確認した。
https://twitter.com/trollkin_ball/status/970602139696287744
仮定式では制空確保での敵撃破率は65~96.5%であるため、
10回連続で全滅を確認できたことを踏まえると隼II型は35%近く、
あるいはそれ以上の補正を持つ可能性がある。
これにより、
「隼II型の補正=陸軍戦闘機カテゴリ補正は制空状態によって変動する」
という仮説が補強されることとなった。
まとめ
局地戦闘機および陸軍戦闘機には装備カテゴリと対爆値、2つの補正が存在する
カテゴリ補正は基地配置スロット位置に対応する敵スロットのみを対象とし、制空状態で変動する
対爆値補正は対爆値に応じて補正が変動し制空状態の影響は無いか小さいと考えられる
対爆値が影響するスロットは検証中
謝辞
匿名希望改めHMS Ark Royalさんには極めて長期に渡り
考察・データ交換・検証指針の決定において重要な役割を担っていただきました。
誠にありがとうございます。
データ提供に匿名で参加していただいた方々もありがとうございました。
制空喪失における陸軍戦闘機補正
先日の仮定式を元に防空検証を進めるため、
6-5削り編成での制空喪失データを集めてみた。
基本撃墜率の確認
まず防空なしでの基地空襲に対する与撃墜数を調べたところ、
ヲ級flagship2隻の編成1は10機、空母棲姫・フラヲの編成2が14機であった
フラヲのスロットは上から32/32/27/5機であり
仮定式の6.5%を当てはめると2/2/1/0の計5機撃墜、
空母棲姫は60/52/56/0なので3/3/3/0の9機となる
編成1・編成2共に制空喪失状態において仮定式と一致した
陸戦1での確認
結果は編成1が12機、編成2が18機と全て同じものとなった。
これを元に喪失状態における陸軍戦闘機の補正を考察する
制空状態による補正の変化
陸戦1スロによる補正は2%程度に収まっており、優勢の7%と大きく異なる。
前回データも考慮した上で「制空状態によって補正は変化する」とみて良さそう
補正計算式の考察
・1~複数のランダムなスロットに固定撃墜
編成1は2機、編成2で4機増加することへの説明がしにくい
敵機の総数に応じて固定撃墜を行うスロット数が変化するならアリか
・全スロットに固定撃墜
編成1の計8スロ、編成2計7スロと一致しないため確認できず。
ただし制空状態による補正の結果、
1未満になったスロットが存在する可能性も残っているので否定しきれない
・1~複数のランダムなスロットに割合撃墜
フラヲ5機スロが対象になるか否かで発生する撃墜数の差が観測できず
可能性は高くなさそう
・全スロットに割合撃墜
現時点で矛盾するデータなし
固定と割合撃墜の合計といった複合式を考慮しなければ
今のところ陸戦の補正は「全スロへの割合撃墜」、
次点で「一部スロットへの固定撃墜」が有力だろうか
謝辞
データの検討にあたって仮定式提供者さんに協力していただきました。
誠にありがとうございます。
北方迷彩の重複効果
北方迷彩の海域限定補正は装甲+3であるが、複数装備した場合の効果を調べてみた。
https://twitter.com/trollkin_ball/status/960659255928930304
3-2において北方迷彩を2つ装備した場合、装甲補正は+4未満であった。
また件数は少ないものの回避補正も装備一つと似た値をとっていることから
北方迷彩の海域限定補正は重複しないものと思われる。
対空CIにおける機銃の扱い
龍田改二と伊504の対空CI検証において、発動条件における
「高性能機銃(攻略wikiでは特殊機銃)以外の機銃」
が「対空3以上8以下の機銃」である可能性が高くなった。
ところで攻略wikiコメントにて、
五十鈴改二と霞改二乙の対空CIは7.7mm機銃で発動可能との報告があり
実際に試したところ14種から17種全てで発動確認がとれた。
http://ja.kancolle.wikia.com/wiki/%E5%AF%BE%E7%A9%BA%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%B3
https://twitter.com/trollkin_ball/status/958829260206088192
https://twitter.com/trollkin_ball/status/958829437226659840
これにより対空CIにおける機銃条件は
「機銃全て」
「対空3以上、8以下」
「対空9以上」
この3つではないかと思われる。
※追記
「対空3以上」の4つめの条件が存在する
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/netgame/12394/1424879347/#405
http://mmoloda-kancolle.x0.com/image/167651.jpg
※追記ここまで
また検証wikiの汎用CIである12種は
「高性能機銃/機銃/対空電探」
となっているが、正確には
「対空9以上の機銃/対空3以上8以下の機銃/対空電探」
である可能性が出てきた。
装備2を対空2以下あるいは9以上で発動した例あれば報告お願いします。
※反例ありました。
「対空9以上の機銃/対空3以上の機銃/対空電探」
こちらに訂正します
謝辞
攻略wiki航空戦のコメントを参考にさせていただきました。
誠にありがとうございます。
基地防空における敵撃墜数の基本計算式(仮説)
匿名の方より2016秋E5甲および6-5を元にした
基地防空における敵撃墜数の仮定計算式をいただきました。
許可をいただけたので、補足を加えた上で代理発表します。
仮定式
撃墜乱数=0.35*((0~(10- 制空定数))の一様な整数乱数) + 0.65*(11 - 制空定数)
制空定数 自軍制空状態:確保1、優勢3、均衡5、劣勢7、喪失10
撃墜数 = int(機数*撃墜乱数 / 10)
陸戦・局戦の補正に関して今回は保留
具体例
制空優勢状態での与撃墜数
0.35*(0~7の整数乱数)+0.65*8となり、
制空乱数は(5.2、5.55、5.9、6.25、6.6、6.95、7.3、7.65)
32機のスロットであれば(16、17、18、20、21、22、23、24)機撃墜となる
※6-5防空データは末尾に表にて記載
提供者のデータに加えて、ほたるさん・trollkinのログ全てにおいて反例なし
補足
艦これ改における通常航空戦におけるst1の与撃墜数計算式
撃墜乱数=0.35*((0~(11 - 制空定数))の一様な整数乱数1) + 0.65*((0~(11 - 制空定数))の一様な整数乱数2)
制空定数 自軍制空状態:確保1、優勢3、均衡5、劣勢7、喪失10
撃墜数 = if( int( 機数*撃墜乱数 / 10 ) > 機数 , 機数 , int( 機数*撃墜乱数 / 10 ))
通常航空戦より乱数要素を減らし振れ幅を小さくしたのが防空戦の撃墜数計算式と思われる
謝辞
提供者さんには詳細なデータと共に、計算式の公開許可をいただきました。
誠にありがとうございます。
基礎データとしてほたるさんの先行検証およびデータを使わせていただきました。
以下、提供者さんによる考察
基地航空隊の防空時の与撃墜式に関する考察(途中経過報告)
1.
ほたる氏およびTrollkin氏の先行調査により, 防空時の与撃墜率の幅は通常の航空戦と比べ狭いことが確認されている.
基地航空隊の防空においては通常の航空戦とほぼ同様の制空状態判定が行われているため, 与撃墜式も通常の航空戦の撃墜式を流用し変化させたものと仮定することにする.
艦これ改の式(上記参照)によると, 通常の航空戦においては2つの乱数が使われており, 例えば航空優勢の場合, 両方が最低値を取る場合には0, 最大値を取る場合には80%となる.
撃墜率の幅を狭くするために, まずどちらか片方の乱数が最大値に固定されていると仮定する.
この場合, 取りうる値の範囲は次のようになる
(表1: 左からそれぞれ乱数1が固定の時の範囲, 平均値; 乱数2が固定の時の範囲, 平均値)
喪失: 3.5-10%, 6.75%; 6.5-10%, 8.25%
劣勢: 14--40%, 27%; 26--40%, 33%
均衡: 21--60%, 40.5%; 39--60%, 49.5%
優勢: 28--80%, 54%; 52--80%, 66%
確保: 35--100%, 67.5%; 65-100%, 82.5%
ほたる氏による, 防空を艦戦のみで行った場合の撃墜率のデータは次の通り.
(表2)
喪失: 5.4--5.5%, 5.5% (11件)
劣勢: 28.3-29.2%, 28.7% (2件)
均衡: 44.4-53.5%, 48.1% (16件)
優勢: 58.8-71.3%, 64.3% (13件)
確保: 73.6-85.4%, 80.1% (5件)
表の1と2を比較した場合, 均衡~確保の場合において, 乱数2が固定の時の数値は観測値に近い.
ただし(件数が極めて少ない劣勢を除くとしても)喪失状態での値に大きな開きがある.
2.
ここでほたる氏による撃墜率のデータを検討してみることにする.
弱編成・強編成それぞれの与撃墜数は観測された範囲では常に16と24であり, 撃墜率が固定されている(もしくは狭い幅で変動している)と考えられる.
ヲ級改Flagshipは艦載機スロットを4つ持っていることから(全て36機搭載)弱編成・強編成の合計スロット数はそれぞれ8と16となる.
つまり, 1スロット毎にそれぞれ2機が撃墜されていると考えられる.
この場合の撃墜率は2機を超え3機に届かない範囲であることから, 撃墜率は5.55...%(2/36)以上8.33...%(3/36)未満の範囲に収まると考えられる.
撃墜率の範囲をさらに絞り込むため, 6-5の最終編成でデータを取ってみたところ, 19機が確認された.
同様に撃墜率が固定であると仮定して, 空母棲姫およびヲ級Flagshipのスロット毎に艦載機1機あたりの撃墜率を計算し, 小さい順から並べてみたところ,
19機撃墜時の撃墜率は6.25%以上6.66...%未満になると考えられる.
上記の仮説(防空時の与撃墜式は通常の航空戦のものを流用している)を踏まえると, この割合は6.5%だと考えられないだろうか.
さて, この仮定に従い, 喪失時のみに撃墜割合が6.5%に固定されるよう航空戦の式を調整してみることにする.
様々な可能性が考えられるが, 最もシンプルかつ観測結果との誤差が少ないものは上記の通り
撃墜乱数=0.35*((0~(10- 制空定数))の一様な整数乱数) + 0.65*(11 - 制空定数)
だとは考えられないだろうか.
この場合, 取り得る値の範囲および平均値は
喪失: 6.5%, 6.5%
劣勢: 26-36.5%, 31.25%
均衡: 39-56.5%, 47.75%
優勢: 52-76.5%, 64.25%
確保: 65-96.5%, 80.75%
となり, 表1の仮説よりもほたる氏の観測値により近くなった.
3.
さて, この仮説は現時点ではあくまでも比較的少ないデータに基づいた仮説である.
ちなみに防空時にはスロット毎の正確な与撃墜数を観測することはできないため, この仮説を検証することは容易ではないと考えられる.
特に防空時においては基本的に複数のスロットを擁する編成が相手のため, 反例となりうる範囲外のデータを検出できる可能性は相当低いかもしれない.
この検証は個人的に行っていたものであり, Trollkin氏の要請を受けて報告を作成させて頂いた.
不十分な点も多々見受けられることが予期されるが, 本考察が今後の基地防空の検証において何らかの指針になれば幸いである.
4. 補足
ちなみに, 喪失時の与撃墜割合が6.5%で固定と仮定すると, 局地戦闘機および陸軍戦闘機の撃墜ボーナスの正確な値を算出できると考えられる.
6-5最終編成において, 試しに陸戦2で数件のデータを取得してみたところ, 31および32の2種類のデータを取得することができた(陸戦補正込みの撃墜率は10%程度と推定される).
このことから, 2つの新たな仮説が導き出される.
(1) 陸戦による撃墜ボーナスは制空状況によって変化する(N.B. 常に7%ではない)
(2) 陸戦による撃墜ボーナスは変動する
5. 謝辞
Trollkin氏からは喪失時の与撃墜割合が一定である可能性についての貴重な示唆を頂いた. ここに同氏への感謝の意を表する.
※6-5防空データ
北方迷彩の北方海域補正(回避) その2
北方海域で回避補正と思われるデータが前回とれたため、
北方海域以外で比較用データを集めた。
「解析情報を含むため、削除いたしました」
ログは前回と同じ場所
命中項が高すぎるリ級eliteを除いて命中率をざっくり比較
今回のデータでは3-2と2-3では命中率に有意差ありとなった。
まとめ
北方迷彩は北方海域限定でより回避補正が高くなると思われる
演習相手の改修値補正
・砲撃戦火力
ニコニコ動画より敵時雨改二から自軍時雨改二へCL1の21ダメージ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28612193
「Lv155西村艦隊演習対決(画質音質修正版)」より46秒から
時雨改二(素火力57)の装備は秋月砲*2と五連ないし六連装魚雷の全て改修MAX
https://twitter.com/cat_lost/status/950637591799373824
無改修である最大ダメージ17を上回っているため改修値の有効を確認
・航空戦制空値
1スロ目に53岩本改修MAX、残り副砲の翔鶴改二甲と演習
https://twitter.com/op_p21/status/950686154763874304
制空値291~295の艦隊で戦闘したところ制空状態優勢であった
https://twitter.com/trollkin_ball/status/950689402325417984
改修補正ありで翔鶴の制空値は106~107、なしで制空値95
改修有効を確認
・雷撃戦
のらたこさんにより第35回定例会にて報告済み
http://ja.kancolle.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89:382#27
https://twitter.com/noratako5/status/950644248344346624
伊19から最大値を超える被ダメ
まとめ
基本的に演習相手の改修値補正は有効だと思われる
謝辞
ぴーすさんには演習での協力と報告の許可をいただきました。
動画投稿主の隼さん、協力相手の猫さんからは紹介許可をいただきました。
誠にありがとうございます。
雷撃戦報告済みを教えていただいた、のらたこさんもありがとうございました。
北方迷彩の北方海域補正(回避)
北方迷彩の装備欄や運営告知にあった
「北方各海域における生残性を高める」
に関する検証、回避Ver.です。
・Lv.1重巡洋艦を使った砲撃戦回避率検証
「解析情報を含むため、削除いたしました」
ログ
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1BJs9GXkzRs_IlWNbITyKwE_rjiMrxwFr9wTU_4Y-moM/edit#gid=0
各陣形における合計値でざっくり95%信頼区間を求めた場合
「解析情報を含むため、削除いたしました」
まとめ
回避補正もありそう
複数装備は未検証
装甲Ver.はこちら
http://ja.kancolle.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89:1390#43
北方迷彩の北方海域補正(装甲)
北方迷彩の装備欄や運営告知にあった
「北方各海域における生残性を高める」
に関する検証、装甲Ver.です。
・Nishisonicさんによる検証(海域3-5、同航戦、敵単縦陣)
https://twitter.com/Nishisonic/status/945375648071131136
バルジの改修込み装甲69のヴェールヌイに中破未満フラワがCL2の7ダメージ
装甲補正であれば+3以上
・トロルキンの検証(海域3-2、同航戦、敵複縦陣)
https://twitter.com/trollkin_ball/status/946967372098715648
装甲37の摩耶に中破未満エリチがCL2の23ダメージ
装甲補正であれば+4未満
まとめ
補正が装甲値に対してであり、海域による差が無ければ
北方迷彩の北方海域補正は装甲+3と思われる。
複数装備に関しては未検証。
回避Ver.はこちら
http://ja.kancolle.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89:676#15
防空検証17年まとめ
紫電など新しい局戦が追加されたこともあり、
改めて防空における与撃墜率を再度検証しました。
結果は以下の通り
まとめ
・仕様はおそらく変更無し
・爆装隼に補正あるかも?との説もあったが無さそう
・紫電一一型も与撃墜率補正は他の局戦と同じっぽい
支援射撃の基礎確認
支援遠征に大きなアップデートが入ったため
射撃の攻撃力計算に関してざっくり確認を行いました。
基本攻撃力
火力73の駆逐2、火力142の高戦2、潜水2で昼に支援射撃
https://twitter.com/trollkin_ball/status/938753031419465728
同航戦・単縦陣において4隻命中し「7、65、34、133」ダメージ。
火力ベースの攻撃力かつ潜水艦は支援射撃不参加と仮定した場合、
「駆逐・高戦・駆逐・高戦」の攻撃と考えられる。
陣形補正が本隊と同じ1倍であるならば
エリチに34で火力+5以下、エリニに133で火力+4以上
よって支援射撃の攻撃力は「火力+4以上、5以下」。
「続く検証は全てこの前提」の元、行っています。
駆逐4高戦2による夜戦マス支援射撃
https://twitter.com/trollkin_ball/status/939074387344482305
同航戦・単縦陣でフラホCL2の40ダメ、フラハCL1の32ダメ確認。
夜戦攻撃力が「火力+雷装」ベースであった場合、
全ての艦の与ダメ範囲を下回る。
よって夜戦においても雷装を加味せず火力基準と思われる。
駆逐2戦艦系4による払暁戦支援射撃
https://twitter.com/trollkin_ball/status/939076932687163393
同航戦・単縦陣でニ級後期型へCL1の23ダメージ。
赤仮支援に支援艦隊編成を出力できなかったため詳細不明だが
払暁戦においても雷装は無関係と言って良さそう。
以上の検証により「夜戦も昼と同じ攻撃力という仮定」で検証を進めます。
攻撃力キャップ
火力55の駆逐2、火力231の戦艦2、潜水2で昼に支援射撃
https://twitter.com/trollkin_ball/status/939068527561936896
同航戦・単縦陣において4隻命中し「149、6、195、39」ダメージ。
このうちエリチへの195は赤仮によりCL2と確認。
戦艦と特定できる2つのダメージはキャップ180の下限よりも下。
およそ150あたりと思われる。
同じ支援艦隊で夜戦マスへの支援射撃
https://twitter.com/trollkin_ball/status/939080500286693376
同航戦・単縦陣で3隻命中、「10、82、28」ダメージ。
消去法により戦艦一隻分と特定できる82ダメージから
夜戦キャップも180より下、150か?
交戦形態
火力73の駆逐2、火力142の高戦2、潜水2で昼に支援射撃
https://twitter.com/trollkin_ball/status/939055823124185089
T字不利・単縦陣で「21、29、22」ダメージ。
29は赤仮によりCL2と判明。
明らかに交戦形態の補正あり。
同じ編成で夜戦支援射撃
https://twitter.com/trollkin_ball/status/939083751010705408
T字有利・単縦陣で「129、74、328」ダメージ。
328は赤仮によりCL2。
それぞれ「高戦、駆逐、高戦+駆逐」に当てはめても
交戦形態補正1倍では上限より高いダメージになる。
夜戦も支援射撃に関しては交戦形態の影響あり。
警戒陣補正
警戒陣は編成する位置によって攻撃力補正が異なる。
支援艦隊にはどのように影響するかの検証。
1~2番艦に火力142の高戦、3~4に潜水、5~6が火力55駆逐の昼
https://twitter.com/trollkin_ball/status/939112301721919489
同航戦・警戒陣で「15、3、14」ダメージ。
全て火力142の下限を下回る。
加えて少なくともどちらかは駆逐艦による攻撃の
エリチ3ダメ、エリニ14は火力55の下限よりも下。
支援は全ての艦に攻撃力低下補正が存在すると考えられる。
同じ編成で夜戦支援
https://twitter.com/trollkin_ball/status/939122607483273216
同航戦・警戒陣で「9、7、43、3」ダメージ
フラリへの9ダメは赤仮によりCL2。
少なくとも高速戦艦が1倍より下の補正であることが判明
今度は高戦を5~6番艦、駆逐を1~2に入れ替えて検証
https://twitter.com/trollkin_ball/status/939134782058897408
同航戦・警戒陣で「18、37、53」ダメージ
エリチへの18ダメはCL2。
エリチ37とフラロ53ダメージは
どちらも火力55の上限より上、火力142の下限より下。
夜戦においても全ての艦に警戒陣と思われる火力低下補正。
まとめ
支援射撃の攻撃力は仕様変更前とほぼ同じ
夜戦も昼と同じか?
自軍警戒陣は支援射撃の場合、全ての艦に攻撃力低下補正ありそう
今後の課題
攻撃力の厳密な特定
空母の攻撃力
陣形補正の詳細な検証
増強スロ、改修、フィットの影響
etc.
支援種別決定法則の訂正2
支援決定の法則に反例が見つかったのでより細かく調査しました。
その結果、航空支援に関わる艦種は大きく2つのグループが存在し
同一グループ内の数しかカウントされないことがわかりました。
グループ分けは以下の通り
以上の検証により支援種別決定表を更新しました。
攻撃判定確認
さらにグループ2を支援射撃系と同時編成しても
航空支援を行うか疑問が生じたため以下の検証を行った。
正規空母1あきつ丸1高速戦艦1で航空支援に固定し、
空母には艦攻を一つ、あきつ丸は艦戦のみ装備。
残り一枠に航空戦艦または補給艦に攻撃機をガン積み。
https://twitter.com/trollkin_ball/status/938301177179066368
https://twitter.com/trollkin_ball/status/938296668654628866
複数命中を確認。
さらに軽空1水母1高戦1航巡1で航巡以外装備なし
https://twitter.com/trollkin_ball/status/939356603655974912
航空支援が発生し、支援ダメージ発生確認
よってグループ2も航空支援に決定すれば攻撃に参加する。
これとは別に、航空支援になる編成において
6隻全てに攻撃機が無い場合は支援発生は確認できず。
艦上攻撃機・艦上爆撃機(噴式含む)・水上爆撃機が一つ以上必要な可能性あり。
対潜哨戒に関してはムウさんの検証を参照。
まとめ
航空支援には空母派と師匠派の派閥わけがあり、あまり仲は良くない
データ
後期型艦首魚雷CIのCI発生率
以前、定例会でコメントいただいたkilikaさんから
後後CIのデータを提供していただきました。
特に注目すべき部分は
伊14改(Lv.99、運61、旗艦、中破)の「解析情報を含むため、削除いたしました」における不発ログと
伊401改(Lv.155~156、運59、旗艦、中破)の「解析情報を含むため、削除いたしました」で605回連続CIです。
「解析情報を含むため、削除いたしました」
提供していただいたデータ
謝辞
とても貴重なデータです。kilikaさん、ありがとうございました。
払暁戦における航空支援の影響
払暁戦では昼に移行後、通常航空戦の前に航空支援が行われる。
データでは支援による敵航空機数の変化が本隊へも適用される。
そこで実際にゲームで挙動を確認してみた。
https://twitter.com/trollkin_ball/status/937195057643339776
海峡夜棲姫(制空値81、優勢122以上)に艦攻3/艦戦1の空母4隻で航空支援。
その後、制空値121の本隊で制空状態優勢となった。
まとめ
払暁戦は昼、航空戦の前に航空支援が行われる。
支援での敵機減少は本隊の航空戦にも影響する。
謝辞
のらたこさんのツイートを元に挙動確認しました。
ありがとうございます。
支援種別決定法則
17秋イベにおいて対潜哨戒という新しい支援が実装され
それと同時に従来の支援種別を決める条件も変更されました。
従来の3種類にしぼって調査し、支援決定の仮説を反例募集を兼ねて記します。
まず艦娘は艦種によって航空支援系、支援射撃系、その他にわかれ
その他以外の絶対数によって支援種別が決定される。
法則は以下の通り
・航空支援系と支援射撃系が同時に編成されていない場合
航空支援系は空母系が1隻以上で確定、空母以外が2隻以上で確定
支援射撃系は戦艦系が2隻以上で確定、重巡も含めて4隻で確定
主力である空母系、戦艦系に比べて補助的な艦種は倍の数が必要と思われる
重巡含めた4隻は事実上、重巡4か戦艦系1重巡3の二択である
航空でも射撃でもない、その他の艦種は何隻いても関係ない
逆に言えば編成からその他を抜いた残りが同じ艦種であれば支援種別も同じ
例:「駆逐2正空1」と「駆逐2軽巡3正空1」は、同じ「正空1」なので航空支援
どの条件も満たさなければ支援長距離雷撃
・航空支援系と支援射撃系が同時編成された場合
空母系は2隻以上で航空支援確定
航戦・航巡はそれぞれ支援射撃系の戦艦・重巡扱いとなる
空母以外の航空支援は数に含まれないその他扱いとなる
優先順位は航空支援>支援射撃
つまり射撃系がいると航戦・航巡は支援を射撃に切り替える
航空支援は空母系のみ、かつ2隻以上必要になる
支援射撃の条件は変わらない
そのうえで優先順位は航空>射撃
例: 「駆逐2軽空2戦艦2」は空母2かつ航空>射撃なので航空支援
例: 「駆逐2正空1航戦1航巡1重巡1」は「正空1戦艦1重巡2」なので雷撃
水母・補給・あきつ丸は空母系と同じく倍の4隻で航空支援かもしれないが
4隻+射撃系1隻+駆逐2の7隻になるため現仕様では確認できない
どの条件も満たさなければ支援長距離雷撃
まとめ
優先順位は航空>射撃
空母系が1隻、戦艦系は2隻で支援決定。補助艦種は倍の数必要
両種別が混ざると航空支援は空母系2隻以上のみ
航戦・航巡は混ざると射撃系になる
外れは支援長距離雷撃
対潜哨戒は航空支援に含まれる形で実装された。
別に検証している方がいるのでそちらはお任せします。
データ
まとめツイート
https://twitter.com/trollkin_ball/status/933241913905258496
おまけ:支援射撃のダメージに関して
支援射撃の決定に関与しない艦種も可能であれば支援射撃に参加するようだ
これは開幕夜戦でも同じ
空母が夜間支援射撃を行っている検証ツイート
https://twitter.com/HMS_ArkRoyal_KC/status/932746548135583744
従来と同じダメージ計算であれば戦艦・駆逐以外の攻撃が認められる
空母に夜間戦闘可能な装備なし
https://twitter.com/Alefrain_ht/status/934042655721340928
戦3空1駆2で払暁戦マスに命中6の報告
速吸は少なくとも空母式ではなさそう
https://twitter.com/fukamilky_san/status/931950344484950016
起点となるツイート
https://twitter.com/fukamilky_san/status/931975739448033280
結論部分
速吸が空母式でないのは仕様変更前と同じ。
よって空母の攻撃力計算が空母式か否かは不明
謝辞
Ki_puzzleさん、Pixyさん、あごさん、美馬さんにはデータ提供及び考察のヒントをいただきました。
元魔女さんには見やすい表を作っていただき、そのまま流用させていただきました。
HMS Ark Royalさん、Alefrainさん、深海さんにはダメージ検証の転載許可をいただきました。
誠にありがとうございます。
※2018年9月16日にて更新停止 支援総合検証が無かったため新設
支援命中検証はこちらです
http://ja.kancolle.wikia.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89:1253
臨時補給での航空機の扱い
臨時補給では航空機が補充されずボーキ消費もない。
燃料・弾薬は回復するためこのままでは補給でも搭載数を回復できない。
https://twitter.com/trollkin_ball/status/928272697112403969
謝辞
攻略wikiのコメントを参考にさせていただきました。
夜間戦闘機熟練度の夜襲攻撃力への影響・その2
前回、F6F-3Nを使って夜間戦闘機の熟練度が0でもMAXでも
夜襲CL1の与ダメージが同じ範囲に収まることがわかった。
続いてCL2攻撃力の検証
https://twitter.com/trollkin_ball/status/919377823067865088
艦娘と装備は前回と同じ
軽巡ヘ級への夜襲CL2は熟練度MAXで84~94ダメージ。
熟練度0で93ダメを観測したことから
夜間戦闘機熟練度はCL2でも影響しないか極めて小さい補正と思われる。